い草と暮らす夏

1300年以上も前から畳として日本人の生活に馴染んできた素材である「い草」。畳というと和風な印象を持ちますが、い草を使用した商品には現代の生活にも合うようなデザインのものや気軽に使えるい草小物も多くあります。

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そんない草には、「調湿効果」「空気浄化・消臭効果」「抗菌効果」があります。

調湿効果

い草はスポンジのような無数の気孔を持つ繊維。その気孔は、汗や湿気を吸収・放出しています。現代の生活では、エアコンをはじめとする冷暖房機器の普及により窓が締めきられた状態となり、室内は常に乾燥と湿潤を繰り返しています。すると人の呼吸器系に負担がかかり、せきが出やすく健康を害することにもなりかねません。湿度が高い時は無数の気孔から湿気を吸い取って中にたくわえ、また部屋が乾燥してくると、内部にたくわえた水分を放出し空気の湿度を調節します。

空気浄化・消臭効果

臭いの原因であるアンモニア臭99%以上やイソ吉草酸97%以上を除去してくれ気になる臭いを抑えてくれます。また、シックハウスの原因と言われる「ホルムアルデヒド」や「二酸化窒素」の吸着に優れおり、湿気や毒性の強い二酸化窒素を一緒に取り込むことで空気を浄化します

抗菌効果

黄色ブドウ球菌や大腸菌、水虫の原因となる白癣菌、足の臭いの原因となる微生物などの繁殖を抑える抗菌作用があります。


畳やござの材料として知られる“い草”は、湿地や浅い水中に生え、細い茎が何本も束になって伸びる植物です。

そんない草の栽培に欠かせないのが、長い日照時間、豊富な水量に恵まれた地形、そして水はけのよい土壌です。これらの条件がそろった環境として、日本では国産い草の90%以上の生産を誇る熊本県や、その次に生産が多い福岡県が挙げられます。

かつては熊本・福岡・広島・岡山・高知・石川など日本各地でい草・畳が生産されていました。しかし、輸入のい草が増えたこと、畳の需要が低下していることにより、年々生産量が下がってきています。最近では、日本で使われる80%前後のい草は外国産で、そのほとんどが中国産のものです。残念ながら既に生産が途絶えてしまった地域や、数軒しか農家さんが残っていない地域も増えています。


では、国産のい草と外国産のい草ではどのような違いがあるのでしょうか。


◯国産と外国産の違い

踏み心地の良さ

日本と外国ではい草の栽培期間の長さが異なります。外国では効率性を重視してい草が成長しきる前に刈り取ってしまうことが多いですが、日本では冬の寒い時期に苗を植え、夏の暑い時期まで育ててから刈り取ります。そのため、一本あたりの茎が太く、表皮が丈夫なのが国産い草の特徴です。そのしっかりした太い茎を編みこんだ畳やござは弾力性に富んでいるので、踏み心地がよく、より気持ち良いです。

耐久性

中国など外国産のい草は、輸送中のカビ対策のために短時間に強い乾燥をかけます。そのため、水分量が若干少なく、乾燥し過ぎて表面がもろくなりやすいのです。
また、日焼けすると赤っぽくなり、色ムラができやすくなってしまいます。一方、国産のい草はしっかり成長してから収穫し、乾燥にも時間をかけるため耐久性に優れています。

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私たちは、国産い草にこだわった商品を揃えています。直接肌に触れるものだからこそ、自然と共存した安心安全な栽培を行う日本の農家との顔の見える関係を保ち、製品づくりにこだわったものを扱っています。

どこか懐かしい香りと癒しを与えてくれる天然素材「い草」。
肌に触れて心地よく、夏も涼しく快適に暮らせます。
自然のぬくもりを感じながら、快適に過ごせる「い草のある暮らし」を楽しんでみませんか。

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